2013年11月24日日曜日

六白金星の運命

六白金星の皆さま、こんにちは! 九星全ての読者様、いつもご覧頂き誠に有難うございます。六白金星の御伝えも本記事でラストとなって参りました。私自身学んだことを誠心誠意書き記させて頂きます。どうぞよろしくお願い致します。

六白金星は誤解されやすく、一歩間違えると大変な嫌われ者になりかねない、自分の言動に早く気づきましょう。人に頭を下げることを覚え、謙虚になること。それがリーダーの資質を伸長させ、将来的には人気・実力を兼ね備えて、会社などの上層部に食い込んでいくことでしょう。そしてやがては、愛と強さを持った上長になっていくと思われます。







【六白金星の特徴的な性格】

  • 自負心が強く高いプライドを持つ
  • 自己中心的な行動が目立つので、九星の皆様もそして当人も注意すべき難点となる
  • 人間関係において損得勘定を測る傾向あり

  • 独断専行(どくだんせんこう=自分一人の判断で勝手に行動すること)をそしられる(=非難される)傾向がある

  • 感情高くケチで冷たい

  • 人付き合いも悪い

 

【六白はまず、傲慢な自分に気づこう】

「おい、俺のやり方に従えや!」 「俺の言うことを聞いてやれよ!」貴方の会社にもそういう口の訊き方や態度で威圧してくる人がいるのではありませんか?! その人はただ口が厳しく傲慢な人であるという可能性もありますが、もしかしたら気学に裏打ちされている六白金星の人かも知れません。何せ将来はリーダーになっていくと見られる六白金星ですから、そういう部分を本質的に具有しているのは当たり前と言えば当たり前です。しかしまだ何の重要な役職にも就いてないのにそんな態度を取られたら、グループの誰もが良い気はしないでしょう。六白金星の方は「あ、また俺、出過ぎてる!」と即、反省し、人に合わせ(呼吸を合わせ)協調していくことがとても大切です。  

【謙虚になりきれたら鬼に金棒】

ここまでの流れで見ていけば、多くの会社で六白金星は嫌われ者になってしまいかねない危うさが見受けられますよね。周囲に対して、また自分自身に対しても自己変革を遂げなければならない壁にいずれ突きあたるのが六白金星。まず大切なことは他人に対して、頭を下げることから始めていく必要があります。そして「心の学び」を経ながら、謙虚になることが大変重要になってくるでしょう。六白が謙虚になりきれたら、まさに鬼に金棒と言えます。  

【六白は九星の中の長(ちょう)でもある】

謙虚になった六白金星は、仕事が良くでき、リーダーとしての資質を本来的に天から頂いています。九星気学はとどのつまり重要な帝王学でもあります。そして六白金星は九星の中においても根本的に長(ちょう)であり、本当の強く優しいリーダーになれる星のもとに生まれてきた果報者(かほうもの=幸せ者)です。ですから六白中宮の年は新規事にどんどん手を出し、動きに動いた者が報わていく結果となりましょう。根底には世のため、人のため、皆さんに喜んでもらうように働くのが吉と出ます。六白中宮年はとても頑張り甲斐のある一年であることをご銘記下さいませ。  

【対照的な六白と五黄】

例えば、13年(平成25年)五黄土星中宮の年における新規事は、衰退の一途を辿るので避ける必要があります。自宅の中にも五黄性と破壊力が増大していますので、リフォームや改修は延期する必要があります。五黄中宮の年は新規事に手を出せない反面、継続事業を発展させて種蒔きの年とするべし・・・と複数回申し上げてきました。前段の六白についての記述と見比べれば、その違いがありありと、真逆であることをご認識頂けたかと拝察致します。  

【六白剋殺方位に気をつける!】

一白水星中宮の年において六白金星は北に位置し、六白暗剣殺を持ちます(五黄殺の対局)。暗剣殺の年に北へ引越しを行えば凄絶なほどに剋気現象が噴出すると目されていますのでとても注意が必要です。考えられるトラブルを挙げていきますと、機械等商売道具の破損数しれず、交通事故や労災事故、出火による火事などまるで呪われたかのような不幸がフルコースで襲来してきます。また五黄中宮年においては六白が西北に入り、干支の巳年の太冲に当該するため、六白(西北)に歳破が生じます。故に、万人にとって西北への引越しはアウトになりますのでしっかりと銘記しておきましょう。  

【六白リーダーは人気・実力を兼ね備える】

計画と先見性を大切に行動を活性化していく、これが出来てくると六白祐気が身につくようになります。事前に困難が予想されても、覚悟して動いていくことも大切です。その渦中にいながら後々、とても大らかなスケールの大きい人間性が身についていることにご自身が一番、驚かれることでしょう。弱気を乗り越え途中で逃げない! 六白祐気が限りなくたくさん身に付いた時、本当に芯のぶれない強い人間性が身についている筈です。六白の力を有効に活用しこの世の中を守る、リーダーとしての資質を向上させ、周囲から愛され求められ、後援を頂けるような人気・実力の伴った人間を目指す、まさにこのこと自体が非常に大切な祐気取りになります。また九星の皆さまも折を見て、六白の祐気を取り幸福な人生を送れるよう精進していきましょう。  

ま と め

  1. 将来リーダーになる強さを有する六白金星はプライド・自負心が強すぎて、周囲から疎(うと)まれる危険性を持つ
  2. 自分で自分の傲慢さに気付き、人に頭を下げれるようになり謙虚な心を持てば良好なベクトルに向かって進んでいく
  3. 六白は人間界のみならず、気学の世界の九星でもリーダー(長)的な存在である
  4. 五黄の新規事は衰退するが、六白の新規事や行動はどんどん発展するので六白中宮の年は、大変な頑張り時である
  5. 全九星は六白剋殺方位をしっかり覚え、剋気を踏まないよう十分に気をつけよう
  6. やがてリーダーとなっていく六白金星は、芯のぶれない強い人間性と優しさを有するに至る
  7. 全九星も六白の祐気を取り、幸福な人生を送れるよう前進していこう
 

『編集後記』

なかなか書きごたえがあった六白シリーズがようやく終焉(しゅうえん=終わり)です。読者さま皆さまに心から感謝御礼申し上げます。誠に有難うございました。六白金星は私の星でもあり、それ故に書きづらいというか、表現が難しく、ただ自己顕示欲はかなぐり捨て無心を心がけて今に至りました。この人生に皆様との出会いに感謝します。 誠にありがとうございます。

【九紫祐気】社会科の凋落ぶりに刮目(かつもく)せよ!

九紫火星の皆さん、こんにちは! そして九星の皆さま、いつも応援ありがとうございます。本記事は余りにも問題が多すぎる我が国の義務教育について、気学的な見地から抽出(ちゅうしつ)し俯瞰(ふかん=高いところから見下ろし全体の状況を把握すること)してみたく思います。どうぞ、ごゆるりと考え...