2013年6月4日火曜日

五行について その2・木火土金水(もくかどこんすい)






五気,相生,陰陽五行説,木火土金水,九星気学


五気相生(生成発展)



【木生火:もくしょうか】=木は火を生んで燃やす

【火生土:かしょうど】=火は燃え尽き灰から土になる

【土生金:どしょうきん】=土の中では金属が生まれる

【金生水:きんしょうすい】=金属の表面には水滴が生まれる

【水生木:すいしょうもく】=水は木を育て、木は水によって潤う



五気相剋(死気殺気)


木は土を剋し養分を奪い取る【木剋土:もっこくど

土は水を剋し濁らせせき止める【土剋水:どこくすい】

水は火を剋し消す【水剋火:すいこくか】

火は金属を剋し溶かす【火剋金:かこくきん】

金属の刃物が木を剋し切る【金剋木:きんこくもく】




今回は 木火土金水(もくかどこんすい) を詳細に記していきます。木火土金水(もくかどこんすい) は、この世の森羅万象(しんらばんしょう)を巧みに分析しているもので、五行(=五気)の動きを明確に統合しつつ、九星気学が何を以て開運方位を導き出しているのか、その論拠となる重要性を担います。

気学では五行が善循環している状態を、五気相生(ごきそうじょう)と呼び森羅万象が生成発展(せいせいはってん)する方位の取り方を説明するもので、その流れに乗りさえすれば人生もまた等しく生成発展すると断じております。

「良い方向に動け、さすれば運命は切り拓ける」・・・それが九星気学から人類への最重要メッセージとしても過言ではないでしょう。


木生火から水生木までにおける全ての連環で、五気それぞれが何らかの他の気を発祥させ、またやがては違う五気の一つから栄養を頂くことで、全ては弥栄(いやさか)え、繁茂(はんも)していく様相をご理解頂けると思います。

木花土金水,水生木.水芭蕉,五気相生
まさに水生木、水芭蕉も可愛く

天地自然の法則と同様のことが、九星に分かれるそれぞれの星を一つずつ持つ私たち人間にも該当するということになります。太陽→地球・月→人間、この悠遠の仕組みは「宇宙には目に見えないが、壮大な力が働いている」ことを示唆するものであり、万物万象全てに相関関係が存在することを意味しています。

太陽,太陽神,絶対力,壮大,宇宙の根源
「宇宙には目に見えないが、壮大な力が働いている」


九星気学は日本製の運命学です。もちろん源流は古代支那にあり、歴史の中で実践・検証され日本製にアレンジされて尚、「収斂(しゅうれん)された叡智(えいち)」が凝縮された行動開運学といえましょう。















前回そして今回と 五行=五気 について記してきましたが、改めてこの九星気学という東洋哲学は「すごい!」と脱帽する以外にありません。この仕組みを知って生きることは「非常にシンプルだがとても強いカード」を有している状態に繋がります。漠然と無為に過ごす人生と、法則を知って有為に過ごす人生ではやがては大きな差ができてくると思います。

今回御伝えさせて頂いた五気相生(ごきそうじょう)の連環で、あなたの心に一番フィットするものは何だったでしょうか? 私は六白金星だから・・・というわけではないでしょうが「金生水(きんしょうすい)」の光景が目にありありと浮かんでくるイマジネーションを持ちました。お金や財宝に無論目のない煩悩の持ち主である私も、金生水の光景、即ち『金(属)表面に水(滴)が滴(したた)る』絵、或いは映像もしくは実体を何処かで見たような既視感を強く感じてなりません。脳裏に浮かぶ想像力も大切にしていきたいと思いました。

この人生に、 
皆様との出会いに感謝します。  

今回は 木火土金水 =五気相生について書かせて頂きました。如何でしたか?

誠にありがとうございました。




【九紫祐気】社会科の凋落ぶりに刮目(かつもく)せよ!

九紫火星の皆さん、こんにちは! そして九星の皆さま、いつも応援ありがとうございます。本記事は余りにも問題が多すぎる我が国の義務教育について、気学的な見地から抽出(ちゅうしつ)し俯瞰(ふかん=高いところから見下ろし全体の状況を把握すること)してみたく思います。どうぞ、ごゆるりと考え...