2013年6月1日土曜日

五行について その1・陰陽五行説の成り立ち

九星気学の学習において、中核を成す思想として 陰陽五行説(いんようごぎょうせつ) という概念が存在します。このブログを最初から読んで下さっている方にとっては今回の記事が馴染み深い内容となるでしょうし、ここからお読み下さっている方にとっても、九星気学を学ぶにあたり、とても重要な部分になりますので、是非ご一読を薦めるものであります。

九星気学において「何故、進む方位が人間の運命に影響を与えるのか」、「宇宙→太陽→地球や月→人間の狭間(はざま)には不可視(目に見えない)ではあるが強大な力が存在している」といった事実の答えとして、森羅万象を司る陰陽五行説が控えております。





陰陽五行説概念図 ©清岡卓磨
陰陽五行説概念図

陰陽五行説についての大まかな概説(九星気学の組織について)

  • その基本として五行がある【五行思想、創始者は禹王(うおう)、方位盤は後天定位盤に該当する】
  • 木、火、土、金、水(もっかどこんすい)と読みこれを五行=五気とし、「天の動き」を顕している、またそれぞれ二つずつ陰陽を分かつ。【陰陽思想、創始者は伏羲(ふくぎ)、方位盤は先天定位盤に該当する】
  • 十干(じっかん)の存在を知る 木=甲、乙(こう、おつ)陽がきのえ、陰がきのと 火=丙、丁(へい、てい)陽がひのえ、陰がひのと 土=戊、己(ぼ、き)陽がつちのえ、陰がつちのと 金=庚、辛(こう、しん)陽がかのえ、陰がかのと 水=壬、癸(じん、き)陽がみずのえ、陰がみずのと 語尾の「え」が「陽」になり「と」が「陰」となる
  • 「地の動き」を示すものとして十二支が存在、さらには我々「人の動き」を示すものとして数と星が重なり九星を構築している
  • そして頂点に在るものが太極(たいきょく)であり単純には太陽、奥深い意味では「大いなるものの働き」と見ることができる

以上、上記の説明では「難しいなあ・・・」と思われるかも知れません。その場合、まずは太極=太陽に感謝することから始めてみましょう。太陽が私たち人類の上で輝いていなければ、そもそも陰も陽も存在しません。またこの陰と陽があればこそ五行から五気が発生して、私たちを育んでくれていることに思いを馳せてみましょう。


陰陽五行説,五行,太陽,太極,五気
太陽の存在が私たちを生かしてくれている
天・地・人の組織を把握し、それを基に行動すると必ず道は拓けてきます。健康や仕事、人間関係・・・あらゆる事象に効く学問、それが九星気学です。宇宙や地球を循環する大気エネルギーの存在をイメージし、強い信念を持って行動する、その際の方程式はタイミング(時期)×開運方位(自宅からの)で決定していきます。このことが理解できますと九星気学を通した生き方に自信がみなぎってくることでしょう。そしてその思いがさらに相乗効果を呼び効き目が倍加します。

小さな努力の集積により運勢を向上させ、正しく実践していけば運命の流れも良い方向に転換されていく可能性すらあることを示唆させて頂き、本日は筆を置きます。次回は陰陽五行説をもっと掘り下げて御伝えさせて頂きます。

努力するものは救われる
運命の大転換もまず地道な努力から





陰陽五行説は陰陽思想と五行思想の組み合わせにより、発祥した奥深い学問です。また九星気学の礎(いしずえ)となるデータがびっちり詰まり、迷える現代人の行く手を照らすエッセンスに満ちているように私も感じています。また信仰ではなく、どこまでも学問ですのでバランス良く学びを得ることにより、厳しい星の下で生まれたかもしれない人々の人生における大逆転をも生む可能性を持ちあわせているように感じます。九星気学という選択・・・、悪くない選択だと私も思います。

今回は 陰陽五行説 の成り立ちから、太陽に感謝するという新しい第一歩を踏み出すことによって期待される効果などについてご説明させて頂きましたが、いかがでしたか?

この人生に、 
皆様との出会いに感謝します。   

誠にありがとうございます。




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九紫火星の皆さん、こんにちは! そして九星の皆さま、いつも応援ありがとうございます。本記事は余りにも問題が多すぎる我が国の義務教育について、気学的な見地から抽出(ちゅうしつ)し俯瞰(ふかん=高いところから見下ろし全体の状況を把握すること)してみたく思います。どうぞ、ごゆるりと考え...